『ロストケア』

映画・ドラマ

要介護の症状が深刻化した人や家族を救うために
大量に人を殺した介護士の話
いわば尊厳死版ドクターキリコだな

キャラの立て方とかセリフ回しが終始作り物っぽくて冷めてしまう
社会に深く関わる重大テーマで
せっかく柄本明が熱演してるのにこの本でいいのかなあ

自白済みの犯人を検事がガン詰めするのがピンと来ないし
そもそも警察の仕事なんじゃないの?
こういう事件だったら安楽死尊厳死肯定派の声がもっと出るか
メディアが報道自粛強めるかあると思うんだけど
そのへんの描写もなし
犯人が最後に打つ演説も
長い裁判の過程でしゃべるタイミングなかったのか?と腑に落ちない

また検事がやたらヒステリックで
浅い詰め方も司法試験をパスしたようには思えない
自分は他人に親の世話任せておきながら
介護疲れした人にキレ散らかす姿は滑稽すぎて笑える

しかも最後に切り札あるかと見せかけて
もってくるカードが弱い!
親を直接手にかけざるを得なかった相手によく対峙できたもんだな

…等々、検事が好感度ゼロな点は良い悪いではない
作品のスタンスが尊厳死擁護に振り切れるけれど
意図どおりなら問題ない

ただヴィーガンズハムで見事なバランス調整見たばっかりだから
どうも単調に感じてしまう
法は曲げられないので渋々罰する姿勢にするとか
もっとハードな介護と両立してる検事にして対立軸作るとかできなかったものか。

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