『僕たちは希望という名の列車に乗った』

映画・ドラマ

正直ちょっと陳腐なタイトルだなと思った
いやいやこの内容なら何名乗ってもいい
というかちゃんと列車に乗ってるから内容に合ってる

この先心に残った映画・人に勧めたい映画として挙げるリストに入ったよ
一生モノの圧倒的名作

Winny同様、史実ベースであることを思うと胸が痛いが
こういう時代があったことは知っておく意義がある
自由に語れる、表現できる世界は当たり前じゃない
ここに辿り着くまでに長い歴史を経てるんだよな

東ドイツの学生たちが
ハンガリーの反共暴動の死者たちに黙祷を捧げたことを咎められて
大事になってくお話

抑圧する側の視点では
全員参加した上首謀者を隠してるなら
もう全員矯正が要る事案じゃないかとは思った
言い出しっぺ一人にそんなこだわる?っていう
(まあメンツの問題が大きいのかな)

クラスの面々は意見がそれぞれ違っても
最終的に統一・団結するんだという強い意志がある
逆境に耐える、若く気高い魂に満ちてるのよ

役者もまたそれぞれいい味出してるんだ
よく集めたなと感心するくらいw

一方で
疑問を感じつつ今あるものを捨てられない大人の立場も想像できる
たぶん自分がおっさんになったからわかるタイプの感情
それでもたぶん私は自由を求めて出て行く側のおっさんだろうけど

ほんと
情報統制したり脅して従わせたりしなきゃ維持できない制度なんて
まともな訳ない
のよ

まともな根拠もなく
攻撃対象にはナチのレッテル貼って正当化する雑なやり方
それを50年以上先の未来でプーチンがまだやってるのは
また絶望的な現実だと言えるか

…資本主義陣営でも赤狩りがあったはずなので
そこは適切に対比しないと不公平になりますが。

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