『映画ドラえもん のび太とロボット王国』

映画・ドラマ

なんそれ!

人間とロボットが共生する国でロボットたちが人権(感情)を奪われようとしてるから
助けようって話

通販に子どもロボットが紛れ込んで
直せないから異世界に繰り出すという雑な導入に
時間移動装置であるはずのタイムマシンで他の星(宇宙?)へ行く離れ技

ロボットが自然発生的に感情をもって
それを人工的に消す、のを止めるために戦う
なのに敵はロボット軍団
とにかく作品の軸が不可解

機械の反乱や人類支配といった古来のテーマや
AIが人間の領域を侵食する社会問題と真逆のベクトルよ

別に積極的に破壊しろとは言わないが
ロボットをかばって人が死ぬのはさすがに価値観の方を見直すべき事態じゃねえかな

そもそも感情が発生するって
それだけで映画一本分の大事件なのよ
生き物の見た目となめらかな動きに加えて普通に会話できるとなるともう
ロボットの属性持たせる意味なくない?

たとえばドラえもんは
未来から来てすごい道具を繰り出すという意義を負ってる
機械であることを生かした笑いも提供できる

本作のゲストキャラであるポコ親子なんか
差別される事情のある人間に置き換えても話がほぼそのまま成立するよね
子どもロボットはずっと子どもなの?
部品交換して大人にしてくのかな?

ジャンヌに魅力を感じないとか芝居がどうとか
敵の倒し方があっけないとか
いくらでも脱出する術あるだろとか
一つ一つが気にならないほど見事に何も刺さらない

ちなみにポコ、名乗る場面あったっけ
君は?って名前聞く場面はあったけどw

タイトルとURLをコピーしました