さらわれた娘を取り戻すため戦うパパの無双アクション
元妻の態度がクソで(何があったかわからんからアレだけど)
CIAで世に尽くしてきた男に対しての扱いが
アル中暴力男とか女作って出てった男へのそれなのよ
娘は娘で気をつけろって言うのも聞かずウソついて旅行して
案の定トラブルに遭う
正直もう勝手にしろよというか
助けてあげて！って気持ちになりにくい
しかしもちろん親はそうもいかないし
過ちに対する勉強代としても重すぎる
しかも本作は終始
悪を止めるために手続きなんか踏んでられるか、ちゃっちゃと殺せ！という空気で
主人公に大義背負わせてる分理不尽な暴力映画より性質が悪い
人は正義を振りかざすとき暴力的になることを思うと
大衆の精神衛生上よろしくないんだな
なので
元妻と娘に問題がある点も
(元CIAとはいえ)おっさんが無敵すぎる点も
人身売買現場等の裏社会描写がフィクション臭い点もすべて
視聴者の暴力精神にブレーキかけるって意味ではプラスなのかも
…なんてぬるいこと言えるのは日本が平和だからだ、
アメリカでは敵が銃を標準装備してるから先制攻撃しなきゃ死ぬんだよと言われたら
言い返せないけども
主演の人ラブアクチュアリーのおっさん(あっちは家族関係良好)だなと思ったら
だいぶメジャーな人なのね。
