『ロビイングのバイブル』

本文にあるほど露骨に悪いイメージはなかったが確かに釈然としないものはある
裁判に対する感覚に近いかもしれない

普通に両陣営が真実追求すればいいじゃん
なんで両端に振り切ってディベートゲームやってんの
だから無理筋な世間ズレした主張出るんでしょと

ロビイングもまた公正な立法・行政に利害関係者が絡んでって利益誘導する
そんなイメージはあって

それは偏った見方だ、本当は皆で公益を実現する有意義なものだよと
多くの事例を紹介しつつ説明してくれる本です

そう言う一方で
出遅れると欧米に有利なルールで固められて苦戦するぞとも言ってきて
じゃあやっぱりただの利益誘導じゃないかと突っ込みたくなりますが
いずれにせよ世界はそっちへ動いてるので結論としてはやるしかない

オリンピックとか見てもルールの書き換えは常套手段ですからね
公益という建前を掲げつついかに自分に有利にもってくか、
確かに大事っちゃ大事だ

とはいえ
政府などが現場の事情知らずにとんちんかんな手打つことはありますし
そうなる前に、ヒアリング受けたりする前に各業界が説明に動くことは
これも大事っちゃ大事

事例集の色が強く読み応えはイマイチ
ただロビイング自体にはアンテナ立てましょうってことで

なおこの表紙で中は縦書きの右綴じ本です(ミスマッチ!)

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