『人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない』

なげーなタイトル
幻冬舎の見城徹とサイバーエージェントの藤田晋がテーマごとに短く語る構成で
(表題もそのテーマの1つ)
『憂鬱でなければ、仕事じゃない』って本の第2弾らしい

文がっていうより人が面白いんだな
だから具体的なエピソードに事欠かないし
普通っぽいことを言っても重みが違う

それを業種や年代の違う二人が語ることで
内容に差が出てくるのも楽しい

たぶんこういう突き抜けた人には普通なれなくて
そのまま取り入れられる要素はないかもですが
(勝ち過ぎない方がいいとか言われても
そもそも勝ち過ぎる力のある人は一握りだ)
どこで何が役立つかはわからないし
役に立たなくても読み物として魅力十分です

ざっくり言うと“人生に、仕事に熱狂的に打ち込め”的なメッセージで
それはスムーズに入ってきます
ただ自分の努力を見て評価してほしいって感覚はちょっとピンとこない

成果が出てないのに見てほしいなんてずうずうしいし
成果を出したのに評価されないならアピールが足りないか
相手が見る目のない人(だから離れる)かであり
そこに悩むポイントはないかなー。

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