『プロメア』

映画・ドラマ

素材は悪くないんだけど調理方法がことごとく外してる
そんな印象のアニメ

火を吐く人間が世に一定数登場して
差別があったりテロがあったり

デザイン全般にデフォルメ強めでグレンラガン思い出すななんて思った矢先
カミナみたいな奴出てきて笑った
そうなると露出高めのねーちゃんもヨーコに見えてくる

まず導入に20分は長い!
世界観もキャラもわからん状態でこんな長々見せられても…
映画館だったら寝てしまいかねない

技術と予算と労力がもったいない
終盤クライマックスに回すべきリソースだよ
さっさとストーリーに入らなきゃ

で、バーニッシュの人々は
火を我慢して生きられないにしても
たき火とか花火とか安全にやりゃいいじゃん
しょうがないと思えない上に
リーダーが「人は殺さない」って人格者ポジションにいる違和感がでかくなる

しかも人類存続に不可欠の犠牲であることが発覚するのよ
じゃあテロリスト属性邪魔じゃない?

殺したくない、けど他に方法がないから葛藤が生まれるのであって
社会悪かつ必須の人柱なら狩るしかない
そうすると人間組織側を悪く描いてるのと噛み合わないんだよな

何より
せっかく火炎という超人能力があるのに
両陣営ロボットに乗って戦うのが究極的にナンセンス

ここは進撃の巨人系の生身ベース一択でしょ

翼があり飛べる人種を話の軸として登場させておいて
バトルシーンは戦闘機に乗って飛ぶ、みたいな間抜けな話よ

全体にサイケというかポップな色使いも
シリアスなシナリオには合わない
炎がキラキラしてて緊張感が出ないの

そんな具合で
いろいろつらくなって1時間でやめた
技術が低いとは思わないけど大量の違和感に耐えられん

ついでに
あの偉い人はなんでわざわざ嫌ってる奴に真相見せてくれたんだろ
この先明らかになるのかなー
顔と声も合ってなかった。

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