『ラッシュライフ』

オーデュボンの祈りに続いて
ベースはごりごりの理系的な組み立てながら
表面にがっつり装飾してあって文系的に見える
そしてちょっと読みづらいw

エッシャーの有名な絵をモチーフにした
あったようななかったようなお話
オーデュボンに続いて
ミステリぽくはないけどピースがはまってく爽快感があります
(ただしピースが多いのでなるべくまとめて読んだ方がいい)

その土台がしっかりしてるから
気取ったことベタなことをやりながら
個性もある王道エンターテインメントに着地してると思います

交錯する群像劇でそのまま街(サウンドノベル)のシナリオに使えそうで1クセある
映像化の相性が良さそうで映像にするとネタバレが強くなる
と、まさに意図どおりの小説ならではの作品になってるのも見事

こういう構造主体の見るとより自分でもやってみたくなりますね
長編いつ書けるかなー

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