アニメのを見た、あの花未見でも問題なさげ
良作だけど思春期めんどくさいなっていうか、
おじさんにはちょっとしんどいかもしれないw
自分のおしゃべりで家庭崩壊したと思って言葉を閉ざした少女が
仲間とともに過去を乗り越えていくお話
メッセージ性があってマスコットやキーワードが効いてて
若者の悩み、波乱から伏線回収しつつ盛り上がりのラストと
一通りそろった優等生的な作品です
最大の争点は心の機微をガンガン説明してくること
視聴者に対して明示するだけでなくキャラの間でもいろいろ筒抜け
これがちょっとくどい気もしますが(実写このままいったらきつそう)
王道で広い層とりにいくなら過剰なくらいがいいのかな
ただこの露骨なメッセージを素直に受け取ってくれる人ってのは
たぶんもともと善良な人(伝える必要がない人)だと思う
そもそも言葉の力を恐れることができるのは
ある程度平和で豊かで衣食住の心配しなくていいからですよ
そういやメインの4人が役者の稽古する画は入れた方がよかった
でないと「頑張ってきたのに」ってセリフの実感が弱まるんだな
演出の都合クライマックスで初めて順が歌うのを聴かせたいなら
BGMとか挿入歌に乗せてダイジェスト風でもいい
尺もそんなにとらないでできるでしょ
オリジナルのミュージカルって高校生には高いハードルなので
既存の曲に歌詞を乗せるってのは自然で上手い
この工程は耳をすませばを彷彿とさせますが
作品を恐る恐るそっと披露した雫と
ミュージカル化して大公開した順を対比すると
この自己顕示時代を反映してる感じがしますね(とか言うとそれっぽいやつ)
しかしまあ自身を投影した物語って意味ではプペルもそうだし
細田守もそんなこと言ってた気がする、自然な形なのかも
ところで7SEEDSファンはナツ思い出しながら見たんじゃないかな。