『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』

映画・ドラマ

話題のヒット作ってことでクオリティは安定してるものの
ゴリゴリに洋風アレンジされた寿司のような「これじゃない」感
だったら最初からハンバーガー食べるよっていう

まずピーチが心身ともにタフ
不二子ちゃんくらいバイタリティあるからたぶん攫われないし
攫われたとしても自力で帰ってこれそう

クッパはクッパで軟弱、乱暴な力押し感がない
ピーチに言い寄って断られたらしょんぼりして帰りそう
何よりピアノ弾いてんじゃねーよとw

実際囚われるのはルイージで、ゲームとポジション入れ替えた形
その方が映えるって計算は想像できるが
それならタイトルにブラザーズ入れるのは偽りになるべ

元のゲームって結構シンプルな世界観じゃなかったっけ
それをわざわざ自文化圏に引き寄せたというか
だったらディズニー見ても変わんないじゃんっていう

配管工の設定拾いたかったのかもだけど
リアルワールドベースにする意義あったかなあ
普通にファンタジー世界のアクション映画でいい
異世界迷い込みからの敵連れ帰り型にしては解決早すぎて
バカにしてきた世間が見直した・見る目が変わった感も出ないですよ

それに冴えない系主人公でいくにしても
おっさん相応のヘタレ方なりイキり方があるじゃん
描き方が古典的な内気少年なんだよな
要は子どもが遊ぶゲームで主人公がおっさん、というズレに対する工夫がない

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とはいえ、だ

マリオシリーズはいっぱいあって知らないタイトルの方が多く
公式設定に詳しい訳でもない
これが公式だよと言われたら飲み込むしかない

何よりマリオってイタリア風だしそもそも寿司じゃないんだよなw
イタリアンを洋風に調理して何が悪いと言われたら言い返せないよねってことで
個人的には終始違和感ながら勧められない作品ではないです

ゲームも世界で売る前提で作ってるもんねー

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