『コリーニ事件』

映画・ドラマ

新米弁護士が殺人事件を担当する
当初被告は何も語らなかったが
背景にある大きな闇が徐々に明らかになっていく

文句ナシの見応え
法制度そのものに切り込み、検事まで証言台に引っ張り出す展開は
逆転裁判の締めのエピソードでも見てる気分になります

史実に基づくフィクションなのかな
謎解明の点でも社会派な点でも日本人になじみのある、
文化差を感じずスムーズに見られるやつです

主人公の境遇が特殊だけどストーリーと一体化してるし
被告が最初からしゃべらないのも無気力や失望のせいと考えるとおかしくない
終戦から20年も経っちゃう前にどうにかできなかったのか、って点は
それこそ現実を反映したものと思われる

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ところで
報復する前に適切に追及したかが問われた場面、
どのみち殺人が無罪にはならず
どのみち酌量の余地があることに変わりないので
そんなに熱く争うか?という疑問はあった。

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