勝手にプレバトvol.260

勝手にプレバト

俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第260回のお題は刑事ドラマ

 満月やホシあげほっと刑事劇
                 四春

月と星って言いたいのはまあ
わかるけども

修正指令
“「劇」は不要
不自然な造語だし季語が弱まる
「ほっと」は抽象的なので削るか言い換える”

お題がドラマとはいえ見てる自分の描写をしないなら言わなくていい
(俳句自体がフィクションなんだからどっちでも大差ない)
(だったら季語を画面ごしにしない方がいい)
あと基本的に造語で済まさない言い方を模索してほしいかな

第二稿

 満月やホシあげたデカ次のヤマへ

犯人逮捕して次の事件に向かうのは日常なので
「刑事」の三音に含まれてる情報と言ってもいい

要は抽象的なままなんだな
逮捕の瞬間なり移動の光景なりに絞って描写しないと何も印象に残らない
今回は初稿が「ほっと」ってことで休息にフォーカスしてみる

 満月や牛丼届く警察署

こうなると季語が効いてきて
食事休憩であると同時に
夜勤や帰れない多忙さも想像できるんじゃないか

査定は凡人マイナス。

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