授業のあれこれ

思い出話

小学校の頃の話
たぶん算数だな
練習問題解き終わると教室内を回って
ヘルプ求めてる子に教えてた覚えがある

自ら提案するほどの知能はないから
先生が言い出したシステムと思われる

できる感出してうっとうしいなと思ってた子もいたかもしれんが
少なくとも一定のニーズはあって機能してたはず

終わって待つロスがなくなるし
教えることで勉強の強化になる
教わる側も理解が促進される(これは教える奴の腕次第)
目立ったデメリットのない効率的なやり方だったんじゃないかな

あと問題解いた後の待ち時間を読書してた記憶もある
これもさすがに自分から言ったと思えないから先生の発案だろう
普通こんな粋なネタ忘れないんだけどね
まだ頭のセンサーが発達してなかったんだな

授業中のよそ事とはいえ読書(活字)だし先生が話してる最中でもない、
他の人の邪魔にもならない
ぼーっと待ってるより何かしたら?と配慮してくれたなら
柔軟かつ気の利いた先生だよなあ

なんてことを
鍋教授の話聞いたときちょっと思い出したわ

高校の話、やはり数学で
生徒側の反応が鈍い・覇気がないことを気にした先生が
(なぜか)生徒にローテーションで授業させるようになった

頭かたい保護者がいたらクレームくらい入ったかもしれない
ただずっと見てて適宜アシストしてくれたし
放棄でも悪意でもないのはわかった
総じて寛容な校風であることを親たちも理解してたと思う

なお個人的な体感としては
その試みが面白かった・有効だったということはなく
かといって他の授業に比べて満足度が特別低いでもなかった
まあ真ん中よりはポジティブ寄りの記憶かなw

高校でもう1つ

うとうとじゃなくがっつり寝てる子に先生が注意したとき
別の子が「授業料払ってる以上寝ててもいいんじゃないか」とか言い出したことがあって

先生はむしろそっちに怒って「謝るまで授業しないぞ」って出てっちゃったのよ
あれはどうなのと思ったし
今思ってもよろしい対応じゃなかった

そりゃ礼儀の問題があるのはもちろん
払ってる親からしたら叱って起こしてくれる先生がたぶん望ましい

ただあれだと自分の気が済むだけで教育的指導にはならないんだよな
何ならスルーしてくれた方がまだいい

怒られた彼は皆の前で語った
「納得はしてないけど授業受けられないと皆困るだろうから謝ってくるわ」と
何なら彼の方が大人の態度だなと思ったよ。

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