『キングコング:髑髏島の巨神』

映画・ドラマ

未知の島へ調査に乗り込んだアメリカ人チームが
冒険しながら様々な生き物と遭遇するお話

とにかくバランスのいい総合エンタメ
舞台がベトナム戦争の頃で、現代に設定するより違和感がない
でかいキングコングだけいると何食ってるんだとか疑問が出るところ
いろいろいるから視覚バリエーション豊富になる、かつ違和感が消せる
何より現世と地続きで異世界アドベンチャーを堪能できる

それぞれの立場の人の物語があって巨大生物ごとの違いもある
ただ倒すだけ・翻弄されるだけって形よりとっつきやすい

焦点が分散してしまいそうですが
限りある出番でちゃんとキングコングが存在感を放ってて中心にいる

そんなわかりやすい王道真ん中作品、の割には人がエグい感じで死ぬんだよな
これくらいは被害出るだろうって程度で極端なグロ描写ではないものの
ちょっと子どもに見せづらい
こんなにファミリー向け感出てるのにもったいない

まあジュラシックパークなりハムナプトラでもエグめに死ぬから
許容できないラインでもないのかな

ただそこリアルな割に荒っぽく
デザインも相まって時折彼岸島見てるような気持ちになる
いくら日本好きの監督でもさすがに彼岸島まではチェックしてないよなw

日本といえば日本兵が零戦に日本刀持ち込むかは疑問で
パラシュート装備があるのはさらに疑問だ

(70年代の)米軍兵士の方もまともな判断ができてなくて
要はリアリティより全体のドラマ感優先なんだろうと

でもだったら人死にの描写はもっとぼかしてよかったのでは…

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スタッフロールの後まだ続きがありました
単体の作品として盛り上げつつ
より大きな構造の中での位置づけを見せる、
最後までお見事。

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