『ドライブ・マイ・カー(インターナショナル版)』

映画・ドラマ

演出家が企画の際にスタッフから運転しないよう要求されて
ドライバーをつけられて
交流するうちにそれぞれ過去と対面する感じの話

これで3時間と聞いたら地獄を想像しますが
全然長く感じなかった(役者がよかったのもある)
大きな事件とか謎とかなくてひたすら人物と空気感を見る、そんな作品
めちゃくちゃ好きだなと思う一方確実に人を選ぶのはわかるので
いろいろ受賞してるのは意外だし
検索の複合ワードに「良さがわからない」「気持ち悪い」他ボロクソ出るのは笑った
私にはここ数年見た中で一番です

芝居やってた人間だから
稽古シーンとか舞台の意欲的な表現をポジティブに見られるってのもあるかな
とにかく意味とかメッセージじゃないのね
それを受け入れるセンサーを持ってるかどうかだ

ただ胸糞系の感想は浮気した側が謝ってないことが許せないんじゃないか
それは当事者間で位置づけることだから
「絶対こうじゃなきゃダメ」って頑なになるのは価値観が脆弱ですよと

村上春樹ってとっつきにくいイメージだったけど案外クセがないなーと思ったら
原作からはかなり離れてるとのこと。

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