『コンスタンティン』

映画・ドラマ

キアヌの悪魔祓い映画
天使と悪魔の世界観のルールがいろいろあって連載の少年マンガ向けっぽいけど
まあマトリックスは斬新な世界観を映画の尺でやったしできなくはないか
キリスト教の素養があるとスムーズに理解できるのか、
独自の解釈部分が大きいのかは不明

全体に覇気がなくて関心がわかないんだなー
特に「悪魔を倒すぞ!」って方針じゃなくて均衡を保つことが目的だから
均衡を崩して出てきた奴を追い払うだけ

主人公のモチベーションも気休め程度、天国へ行くための徳を積むってだけ
言うなれば“でもしかエクソシスト”です

これならまだ女性の方を主役にして
妹の死の真相を探る過程で達観エクソシストを訪ね当てる形にした方が
作品に意志らしきものが生まれると思います

聖☆おにいさんみたいなのはギャグだから成立する
ガチでやるとしんどいことが痛感できるかと

なお映像はオシャレできれいなので
テレビ売り場的な感覚でボーっと流しておくにはアリかな
(ミイラとかスカラベみたいのが苦手じゃなければ)

ちなみにキリスト教系の超常現象は他宗教圏にも現れるのか
その際は姿形が現地仕様に変わるのか
ちょっと興味がありますね。

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