小池百合子の希望の塾に集ったときに
選挙プランナーの存在から選挙の基本的な心得まで初めて触れた
そのときの人の著書で、つまり業界代表級の人と思われる
まさに選挙の戦い方を解説することによって
有権者側から見える政治家の不思議を紐解いてくれる一冊
選挙のときだけ取ってつけたような雑な批判出す前に
素養としてこれくらい押さえた方がいい
よく言えば正確で中立で思慮深い(学校の教材として使える)が
逆に言うと面白く読めるものではない
池上彰をのっぺりさせたような印象
投票意欲を高めるのは難しい・学生に理解を促すことは難しいという本文の内容を
ある種体現してしまってるかもしれない
意識の高い人の基礎レベルの学びには役立つけれど
そういう人は元々投票に行く層なんだなあ
ただ家入一真の都知事選の部分はずば抜けて興味を引いた
ここもっと膨らませて各種情報に絡める形にしたら低関心層にリーチできると思う
カジュアルな政治本ならやっぱりこれかな
