レイトン教授と逆転裁判が会社を超えて夢のコラボ
いずれやろうとは思ってたが買ってから購入済みであることに気づいたorz
逆裁はフルコンプ&レイトンは最初の2タイトルをプレイ済み
vsといってももちろんレイトン教授が犯人として痴態をさらす訳ではなく
次々パート入れ替えつつの共闘になります
なお私のように大逆転裁判を終えて来た人には
物語のカギを握る金髪赤ずきん娘がロンドンの花火売りに見えたと思われる(大抜擢)
レイトンの舞台がロンドンかつ産業革命期の空気なので
接点もたせるならナルホド祖先の方が断然しっくりくるんだけどね
先方が代表出す以上代表で応えないと無礼になるし
そもそも大逆転裁判より先に作られたんだからしょうがない
ナゾという共通項はあれどレイトンはファンタジーで逆裁は科学ベースの法廷バトル
上手く融合できないんじゃないかと思われるかもしれない
しかし逆裁も結構ファンタジーだから心配ご無用
で遊び進めると気づく
レイトンパートの会話が終始面白くない…
そうだ、だから(私は)続かなかったんだよ
メインシナリオはそんな不満ないんだけど
モブの話とか背景調べてのメッセージ(ADVの名物)が全然ニヤニヤできない
まあ同じ部分に複数メッセージを用意した努力だけは買う
でもここつまらないと調べるモードがただの小銭探しに成り下がるのよ
一応フォローするとレイトンの方が対象年齢が低い分
お茶目で気の利いたトークに馴染まないって理由はあるかもしれない
ただコラボの意図はそれぞれのプレイヤーに作品紹介して客層広げることなんじゃないのか
これじゃ全然交わらないでしょ
また逆裁に慣れた感覚で言うと自由にセーブできないのは不自由な上
バックログがないのは大減点
ゆさぶるから戻る位置も不統一だし現在が証言の何ページ目かわからなくてやりづらい
そのくせボイスはやたら入っててアニメーションも頻発
3DSはディスクじゃなくて容量きつい認識だから
アニメ多いと｢豪華だな｣より先に｢ストーリーの内容圧迫するからやめろ｣が来るの
そもそもボイス僅少の逆裁と声優が当ててないレイトンそれぞれのファンに
声をほしがる人がどれくらいいるのか非常に疑問です
実写とキャスト統一したらしいので商業上の犠牲と割り切るしかないか
また音声終わるの待たずに進めるには2回タッチが必要になる
つまり単純に倍の手間になります
さすがに現代のゲームなんだから文字はノーウェイトで表示して
音声中でも1タッチで進める(設定変更できる)ようにしてほしい
なおレイトンのナゾは昨今トレンドの閃き一発系じゃなく
パズラー等往年のパズル誌でよく見た理詰め系
そこにゲームならではの操作やアニメーションが加わった形ですね
子どもにウケるかわかんないけど私は嫌いじゃないわ
まだまだ続くよ
逆裁ファンとしては
ナルホド&マヨイがくだらないやりとりしながら事件に挑むのを気楽に見たい、
というのが常々の主張で
劇場版のようなよそ行き気分も交えつつ私の理想に近い形が実現できてる…
(死人は出ても証人たちのとぼけたノリのおかげで緊張感は出にくい)
と思ったんですが結局重厚な疲れる話になったわ
普通にファンタジーでよかったんじゃないの？
打越作品みたいな、もはやガチ勢向きのADVの印象
個人的にはアリだけど別に逆裁で見たいとは思わないし
レイトン遊んでる小学生はついて来れないんじゃないかなー
マヨイちゃんの各リアクションも2Dから忠実に再現されてて
もれなくかわいい…のが惜しい
もさいのがマヨイちゃん最大の特徴であり魅力なんだよ
むしろそこまでかわいくない方が理想に近い
あと組み合わせとしては
無双型のレイトンと泥臭く戦うナルホドはよくはまって
｢コラボするからには見たい絵面｣をしっかり用意してくれたなと
(レイトンは物腰と話し方も相まって池上彰の声で脳内再生されました)
細かいネタも豊富で
これだけ濃密に作り込んでるだけに声優の雑なチョイスとヘンな古語が浮く
わからないなら専門家入れて原稿チェックすりゃいいのに
ついでに英語でミスの後ってファミリーネームが基本じゃないの
そういえば大逆転裁判の陪審や複数証人システムの原形はここなのね
レイトンパートが入ってて普段の証拠品探しができない(証拠品が少ない)分
選択肢が減らないよう工夫した結果生まれたんじゃなかろうか
ハズレ(不要)の“といつめる”もあるのはプレイの深みが増すようで
結局勘だし作業増えるだけ(しかも早送りできない)なので
後の作品で削ったのは適切な判断だったと言えるでしょう
裁判は謎自体難しくないものの
ムジュンともちょっと違って何をぶつければいいかわかりにくい部分があります
ただヒントで絞れるので詰みはせず
ナゾトキも適宜ヒントに頼れるので苦手な人でも安心です
だいたいそんな感じか。
