メダルゲームのペン太とボーイ

思い出話

子どもの頃親と買い物に行くと
おもちゃ売り場を見て待ってるのが基本で
それだけでも楽しかったが
加えてよくメダルゲームを遊んだ

これはある程度ゲーセンみたいなコーナーに置いてあることもあるし
おもちゃ売り場の一角にこじんまり置いてあることもある

UFOキャッチャー系だと1プレイの一瞬で100円溶けるのに対して
メダルのは100円で結構長々遊べる
(10円玉でも1ゲーム、100円玉はメダル11枚と交換できてちょっとお得)

画面のアニメーションに合わせてボタン1プッシュなのが主流で
じゃんけん(往年の)とかスロットとかバリエーションは様々

当たるとメダルが出てきてそのメダルでまた遊べる
ただもちろん期待値はマイナスで、いずれなくなってしまう
じゃないと商売にならないもんねw

クレーンゲームのように商品が手に入ったり
パチンコのように黒字が出ることはない
でもまあ子どもだから楽しめるだけで満足なのよ
100円入れて乗り物が動くだけのやつも物は残らなくても体験を楽しむものでしょ

そんな具合でよく見かけたのがペンギンのペン太のシリーズ
特に釣りのやつが多かった
風船を射るやつはもうちょっとやり込んだら目押しできそうな感触で

目押しなんてあり得ないと思われるかもしれません
でも当時私は、大量にメダルを持参しては
ベットした以上の枚数を持ち帰る子たちをちょいちょい目撃してたんですよ

同様にメジャーな○○ボーイのシリーズのバスケのやつ(手裏剣じゃない方)
一番難しいゴールが20倍で邪魔してくるキャラもいるため
普通に狙うともちろん成功率1/20未満なんですが
隣のゴールの端っこに上手く当てると跳ね返って入るの
あれは確実に1/20より高確率だった

平均で10回に1回入ったとすると毎度10枚のプラス
ベットを増やすと倍率が上がって3枚なら70枚出てくる
つまり厳密には1/23で足りる

いや70枚出るってなかなかエラいことですよ
マシンがジャラジャラ轟音を立ててメダルを吐き出す
子どもにはインパクトのでかい光景です

しかも奴ら常連なのでわりと冷静に(事務作業のように)何度も当ててく訳です
大量に持ってきて大量に突っ込んでより大量に持ち帰る
もう毎度ポカンと見てるしかなかったw

全国いたるところでやられたらメーカーが気づいて修正したでしょうから
攻略法として普及してはいないのかな
しかし不測の物理アクションじゃない、対応したアニメーションを用意する以上
確率を設定してよさそうだよなあ
「裏技に気づいたら褒美にメダルをやるぞ」くらいの心意気だったんでしょうか…

自作ゲームのキャラで創作人狼フルボイスpart4【17A】
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