『子どもたちの未来を考えてみた 教育・福祉・スポーツに望むこと』

内容はタイトルのとおり
教員時代に触れたという保守傾向・同調圧力はイメージどおり
ノーマライゼーションや禁止用語に対する姿勢は特に同意できすぎて
読書として新たに得るものがないくらいでした
あえて言うならこの人とかなり意見が合うことはわかった

乙武洋匡、結構尖った人のイメージでしたが
思いの外配慮のある物言いで
「でもこうなんじゃないか」と思うような部分はしっかりフォローが入る
やっぱり直の声を聞くことって大事だなと再認識

しかしこれは毒がなさすぎて薬にもならない気がする
いろんな国の大使と会って話を聞くパートも
大使だけに高い視点からの話になるしなかなかネガティブな情報が出てこない
はたしてどれくらいリアルを反映できてるのか

まあサクッと読める本なので
この人の考え方と活動歴を知る上で有用かと

レビュー見たらボロカスで笑った(すみません)
本の内容でなく著者への好き嫌いで判断するなら最初から読まなきゃいいのでは…

ただ無所属で参院選出たのは謎だなあ
実を取るなら政党入り、ヴィジョンを示すなら首長、政治家になることを優先するなら
大選挙区制の区市町村議会がいいんじゃないでしょうか。

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