性的に自由に生きる女子の生態と
彼女のオンリーワンになりたい男子の葛藤
特に感動や劇的な展開はなく
こういう人もいるよと淡々描いた作品、って位置づけになるのか
当人は病むでも悩むでもなく自然体で楽しく生きてるだけなんですね
周囲にも読者にも特殊な存在と映るでしょうが
個人的にはもっと受け入れていいいものと考えております
｢自分は浮気したい、パートナーに浮気されるのはイヤ｣って奴はともかく
自他ともに自由恋愛を認められる価値観の人は
一定数いればその中で関係を築いていける
それもまた自由、多様性ってもんです
一夫多妻がよくある時代・場所では特に疑問をもたない人も多かったでしょう
現代の私たちも一度先入観を外せば案外
一妻多夫・多妻多夫アリだなと思えるかもしれない
思えなかったら思えなかったで今まで通り
1対1がいいと思う人同士で結び付いていけばいいだけのこと
これだけ問題視されてもなぜ人は不倫するのか、
不毛なことで悩み考えるより
(全員であろうとなかろうと)人間の自然な傾向だと受け入れて
うまくつき合った方が生産的で皆の幸せを目指せると思いますよ
たぶんだいたい語り済みの内容だけど。
