鬼滅の刃のヒットをダメ押しした要素

雑記

個人的には好きでも嫌いでもなく
あえて言うなら不思議だなあって思いと
社会の閉塞した時期を経済的・精神的に鼓舞してくれることに対する圧倒的な感謝w

レビューではあんまり掘らなかったけど
正直「そんなにか?」って思いはある
同・別ジャンルを問わず他にすばらしい作品いくらでもあるだろと

劇的にヒットしたタイトルを振り返ると
たとえばエヴァなんかは明らかに切り口や演出に斬新さがあったし(特に好きではない)
鬼滅と共通項のある進撃の巨人は立体機動の戦闘など独自の世界を謎とともに提示してくる
(特に好きではない)

もし長い無人島生活から帰ってきて浦島太郎状態で読んでも
デスノートが売れてることは察せる
そういう感覚がないんですね

まあ剛速球や魔球がなくてもコントロールで勝てるピッチャーはいるし
行ったり来たりや否定しないツッコミといった代名詞がなくても
かまいたちのしゃべくりは評価を得てます
細かい分析は詳しい人に任せる

ここで挙げたい特徴は1つ、主人公たちの幼さです
そもそも少年マンガの主人公は青年、高校生くらいに設定されるケースが多い
若い勢い・子ども感と大人感・色恋など手広く展開させやすいからでしょう

腕力がものを言うバトルものだとなおさらで
初期のドラゴンボールとかハンターハンターとか、じゃないケースをあまり思いつかない
そこを拳じゃなく剣(魔法剣)にすることでなんとか通した訳です

年齢設定に加えて作者が女性(らしい)のためか
目がぱっちりくりっとして線が優しくて
小さい子にも愛される仕上がりになった
これも後押しになったと思います

家族殺されて斬った斬られたのあまり子ども向けじゃない話ですが
見た目が愛らしければなんとかなる!
コナンだってあんな人死んでるのに子どもめっちゃ見るじゃないですか

親は子ども気にせず見られる、子ども経由で親がハマるなど
世代をまたげる作品はちょっと有利です
特に顕著なのが映画ですよ

映画『鬼滅の刃』興収357億円突破 3ヶ月経過も前週から11億円伸ばす
ニュース| 昨年10月16日に公開されたアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の最新の興行収入が12日に発表され、公開88日間で動員2621万人、興収357億円を記録した。公開から約3ヶ月経った今でも前週から11億円伸ばしており、実写作品も含めた歴代の興行収入ランキング1位の記録を更新し続けている。(※興行通信社調...

めでたく興行収入トップです
内容知られてる序盤の1エピソードで獲るんだからやばいわ
まあともかく
ランク上位見ても親子を対象に入れた映画の強さは伝わるでしょう

もちろんそれがすべてではないものの商業戦略上小さくないポイントで
プペルもがっつり当てはまりますね

なお暗殺教室は殺せんせーのヴィジュアル的にも下の代拾えそうでしたが
下世話なテイストの分ちょっと振り切れなかったかな
ぬ~べ~のときはどんな感じだったんだろうか

とりあえず子どもに見せる最初のガンダムはポケットの中の戦争がいいんじゃないかと
提案して締めるとします。

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