島の映画館のオヤジと少年の交流
娯楽が少なかった古き良き時代の映画館ってことで
序盤からもう名作感がある(マジェスティックのせいだな)
ただ存外理解に迷うポイントがあって
書き出してくのでネタバレ不可避です
基本オールウェイズやこち亀の少年時代エピソードのような
圧倒的にあったかい空気なのに
おっさんが過去を振り返る形で
しかも30年故郷に帰ってないって情報与えられるから
視聴者は「悲しい出来事があったのかな」と身構える形になる
結果悲劇ではなく前向きな旅立ちだと判明する訳だけど
なんであんな強く突き放したんだろうな
「島に留まったらお前は幸せになれない」と確信する根拠があんまり見えなくて
なんだか釈然としない
どうやら思いに応えて成功を掴んだようだけども(名声が届いてる)
具体的に何を成し遂げたのかはよくわからない
あと映画のキスシーンがカットされるのは結局何だったのか
イタリアなんて世界でもトップレベルに寛容っぽいよな
実際にするのはよくても映像作品としてはダメなのか
限定的に表現が抑圧された時代なのか
島の中では理不尽なルールが横行しがちなのか(これなら「島を出ろ」につながるね)
それが最後に見た映像で1本のフィルムとしてつながってたってことは
ただ取り除いただけじゃなくて
おっちゃんが個人的に楽しむために貼り合わせたって解釈でいいの?
しかしそれならもっと泣き笑いというか
「バカだなあ」って空気が出てよかったと思う
ただ泣いてるだけだったもんなあ
おっちゃんが独り占めするためにフィルム切り取ってた説はさすがにないよなw
年とった主人公がハンサムすぎるのも
作品のテイスト的にはややノイズ。

