俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第110回(先週)はお題が事前にわからなかったからか
紀子おばちゃんの転倒、で来てます
秋天明廊下でまろぶ母傘寿
四春
秋天明って季語がある訳じゃないのね
修正指令は
“上五(季語)が弱くて日記の印象”
です
時候系はいつ何があった、と日記風になりがちで
季語が動くっていうのかな、何にでも置き換えられる句になりがち
具体的なものにしてやるだけで俳句の基本形になるので修正はしやすいかと
で第二稿がこちら
秋寅三つ廊下でまろぶ母傘寿
変わってないし!
指示の出し方が悪かったのか…
秋寅三つって季語があるのかとまた調べちゃったよ
わりと何でもいけると思うんだけど
鷹渡る廊下にまろぶ母傘寿
みたいなね
あと古語調なら助詞「で」は軽いでしょう
一稿・二稿とも凡人
俳句は何よりまず季語ってことで。