『あんのこと』

映画・ドラマ

薬物中毒の少女が社会に出ようともがく実話
といっても劇中の薬物依存描写はなく
むしろ親の虐待がメイン
※ネタバレします

こうやって苦しんでる人がいるんだなと見入る、
考えさせてくれるんだけど
視点の軸がとにかく中途半端で落ち着かない
これじゃモデルとなった人に顔向けできないよ

想像も込みであんの一挙手一投足を中心に据えるのか
周囲の一人なり大勢から見た彼女を描くのか
虐待や社会貢献する悪人を一般化して語るのか
方針を絞れ!

ミステリの叙述トリックじゃないんだから
視点提供者が退場すると困るんだわ

警官退場するなら
あんが事実を知ってショックを受けるとか
頼れる大人がいなくなって動揺するとか最低限要る
でしょ
逆に大した出来事じゃなかったなら
冒頭から警官の描写はもっと薄くていい

急に事件後のカット入れるのも不自然だし
フェイントかけようとしたなら本当に余計
なんでここで色気出してエンタメしようとしてるんだろ

あとちょいちょいコロナ関連の話が入るけど
いつ頃の出来事かが伝わるだけで
彼女の人生にそこまで大きく影響したか(=あえて描写する意義があるか)疑問
映画をダシにして政治批判する感想が目につくのは無関係ではない?

なお
社会の役に立ってる人間の悪事を見逃すべきかについては
功罪の種類や大きさによる
特に治安がまだ不十分な時代・社会では検討の余地があると思います。

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