イタリア映画なのかな
戦場から帰ってこない夫を探しにロシアまで行ったら
現地で家庭を築いてた、という
戦争に狂わされた人生がテーマか
古典とはいえテンポが遅い
ドキュメント寄りでリアルな戦争の悲劇を描いたものならまだ許容しやすいが
戦場で倒れたとき美女に命を救われて結ばれるとなるともうファンタジーに近い
まあそこも含め文化差かもしれない
日本の戦争作品がだいたい陰鬱で悲惨な空気であることを思うと
本作(同陣営で負け戦のイタリア)はどうも悲愴感が弱い
女といちゃいちゃしたり兵役逃れようとしたりする上
食べ物や物資が不足してる印象もなかった
違いは戦況なのか国民性なのか
ちなみに劇中でスターリンの死への言及があるのは
冒頭から長い時間夫を待ってあの場面に至ったのか
あるいはイタリア人もシベリア抑留されて帰国が遅くなったりしたのかな。