係決めは計画的に

思い出話

子どもの頃はちゃんと子どもだったし
何なら数年前のブログを見ても未熟さに恥ずかしくなるくらいですが

中学の担任が既に「この子は成熟してる」という趣旨のことを言ってたらしい
(別に老け顔だった訳ではない)

まあ相対的には先を見据えてた方なのかもしれない
あれは我ながら大人的だったと思う話が1つあって

中学入ってすぐクラスで係を決める場面、
皆が興味のある係を選ぶあるいは何でもいいと気を抜く中で
私は迷わず技術家庭と保健体育の教科の係を取った

愛知県の公立高校入試は全国トップレベルのイージーモードで(北海道の次点だっけ)
「難問を解く」ではなく「ミスをしない」ことが重要になる
10点満点×5教科で50点のうち、志望校の受験者は合格者平均47.5~48点取ってしまう

ここに中学の成績表を加える(面接の配分は不明)、いわゆる内申点だ
これが5段階(相対)評価×9教科で45点満点
その内申点を3点ロスすると入試で満点を取っても取り戻せないのよ

中一の時点でそこまで詳細に計算してなかったと思うけど
少なくとも公立校を目指す上で内申点が重要なことはわかってた


勉強はできるから主要5教科は心配ない
残りの音楽・美術・技術家庭・保健体育は筆記試験を確実に拾った上で
実技を必死で食らいついてトータルで5・5・4・4くらいをもぎ取りたい

実技が特に不安なのが家庭科と体育である
成績をつける際に教科担当が「こいつは3か4どっちかな…」と迷う場面が来るかもしれない
そんなとき印象が強く残ってると最後の一押し有利に働くかもしれない

実際そんな場面があるかわからんが
係は必ず何か受け持つんだしたいして興味もないんだから
せめて印象を売り込む手段として最大限活用した方がいい

当時の自分なかなか冴えてたなーと思う
こういう視点が広く長く発揮できたらなおよかったと切に思う

これが理由のすべてではないが家庭科の方は特にハマった
「あの先生から好かれてるよね」とクラスメートから言われたことまである
自分ではそのへん鈍感だったというか
基本的に先生全般から印象のいいタイプだったからよくわからないけれど。

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