勝手にプレバトvol.231

勝手にプレバト

俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第231回のお題は雨の日のカフェ

 濡れた客ばかり春雨の日のカフェ
                 四春

春の季語なのはまあいいとして
修正指令
“「雨宿り」を長く言っただけで内容がない
濡れて行こうとした部分を書いてもいいんじゃない
総替えでもOK”

雨から避難して来たなら多少濡れてて当たり前、
もしずぶ濡れならゲリラ豪雨の句になる(迷惑な客だ…)
そういう意図じゃないだろうしコメントに「濡れて行こうと気取って出かけた」とあったので
そこにフォーカスするのもアリかと思いました

結果総替えの第二稿

 傘五本増えたカフェの梅雨明けた

不格好な散文調のようで繰り返しがリズムを生んでて内容に具体性もある
しかし忘れ物のことだと伝わりにくい上
「カフェの梅雨」もスッと入ってこない(なんかの比喩なのかなと思ってしまう)

 梅雨明けぬ客の忘れた傘五本

時間の幅があっても梅雨が明けた時点を強調することで焦点の分散を防げますね
ただカフェって言う余裕はなかった
内容良し表現不十分の凡人査定です

ところでカフェにも傘忘れてく人いるのかな
シーズン通して五本くらいはあり得るか。

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