圧倒的そこじゃない感

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“ペッパーミル”を注意した高野連、異例の声明 「理解できますがプレーで楽しんで」
第95回選抜高校野球大会は18日、阪神甲子園球場で開幕。第1試合で敗れた東北(宮城)の選手が行った“ペッパーミルパフォーマンス”が一塁塁審に注意された場面があったが、日本高野連は同日にコメントを発表。「選手の気持ちは理解できますが、プレーで楽しんでほしいというのが当連盟の考え方です」などとしている。

敵失のときだからダメなんだってコメントが多すぎる
だったらそう言うでしょ高野連
単にパフォーマンスをやるなって言ってるだけ
この状態こそ相手のミスを袋叩きにする現代社会の悪習です

そもそも負けたら終わりの中必死でやってたら
ヒットもフォアボールもエラーも大差ないんだわ
塁に出たという結果がすべて
相手に向けて煽るようにやったなら説教モンだがもちろんそんなことはない
ついでにバレーだってそれに近いことはやってる

さらに言うと高校野球って境界あいまいなのよ
内野安打・強襲ヒット多いしエラーっぽくても記録員がヒットにするし
公式記録を基準に喜んでいいかどうか判断するのか?
マナーとして監督が注意喚起するのは妥当でも
ルールである運営側が言ったらかなり窮屈です

とはいえ何でもいいよ~と放任していろんなチームがやり出したら
イヤだなあという感覚は私にもあるw
愛する高校野球がWBCのコピーみたいになるのはイヤ(そういう話ではない)

結局これ校則で茶髪やピアスを禁止することは適切かって話と同じなのね
どんな髪型だろうと勉強はできるけれど
じゃあモヒカンに肩パッドでもいいという訳にはいかない(はず)
どこかにブラック校則とそうでない校則の線引きが必要で
そこに絶対の正解はない
その時代の価値観に照らしつつ丁寧に話し合っていくしかないんだと思います

なのでこの件も
「ヒットのときならペッパーミルやっていいんじゃないか」と議論を起こしてくことには
一定の意義があると言えるのです。

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