珍しく正月のドラマを見ました
警察官の養成学校のお話で
かなり軍隊チックな空気のため一部のエリート限定プログラムかと思ったんですが
どうも全員必修っぽいですね…
交番勤務の(刑事にいかない)人もこんなに事件や緊急事態に備えた訓練するんだなあと
いろいろ発見できます
緊張感のあるおそらくリアルな警察学校像が魅力になりそうなところでしたが
生徒は事情や問題抱えすぎだし教官は名探偵ばりの観察眼だし
作り物感強いのが惜しいです
客商売な以上盛り上がり求められるのはやむを得ないものの
連夜特別ドラマなら映画より攻める余地はあったんじゃないかな
風間教官厳しい厳しい言うけどこんなに問題児いたら
誰が教官でもバシバシやらなきゃダメだろ、となってしまうんですね
キムタクの凄みを際立たせる意味でも
全体に俗っぽさもっと抑えてよかったと思います
そして教官の義眼や過去などもったいぶったわりにはあんまり掘らなくて
じゃあ設定ごといらなかったんじゃないか
次の代の子が来た後の続編やる気配あったからそこは持ち越しなのかもしれません
しかし昔アルバイター時代に職質されたときおまわりさんが
｢警察官なら簡単になれるよー｣とか言ってたのは謙遜だったのかな
そりゃ両津みたいに勤務中にプラモ作れるとは思ってなかったけど
交番勤務(イメージ)の前とは思えないハードな世界です
逆に半落ちの｢警官は普通自決して責任をとる｣って価値観には合うなと
納得した部分もありましたｗ
まあなんだかんだ言っても総括すれば面白く、興味深く、見入る作品です。
