『代紋TAKE2』

マンガ

10年前の自分に戻った小物ヤクザが
もちろん(?)継承してる10年分の知識・記憶を駆使してのし上がるお話
(第2シリーズって訳じゃなさげ)

何度も行き来する系じゃない上主人公が知性派じゃないため
タイムリープ色は最小限の部類
「実は未来から来たんだわ」と簡単にバラす・「バカバカしい」と流される世界観ですw

昭和のヤクザの風情がありつつリアルっぽい描写で
それゆえガラは悪め
東京卍リベンジャーズの先輩なんて声もちらほら

また無知な初心者主人公に教えることで読者に説明するスタイルでもないため
用語や習慣等追いかけるのがそれなりハード
しかも登場人物がほとんどその筋の人で
キャラの識別にも集中を要します

しかしゲームにしろマンガにしろ今やユーザーフレンドリー過剰で
指示待ち・お客様根性の人間を育ててしまってるのかもしれない、
昔のような主体性を要求するスタイルの作品もあっていい
新宿スワンなんかも異文化理解が大変でしたが比べてみると随分親切ですよ。

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