俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第147回のお題は寝坊
寝坊とは瞑想ならず初夏のヨガ
四春
階段を登っていたと思ったらいつのまにか降りていたかのような謎句
とりあえず指令は
“全然何言ってるかわからん…
初夏とヨガ以外総替えで”
です
踏み込んで解釈を試みると「瞑想ノットイコール睡眠」でしょうか
だいたい寝坊って横になった状態で瞑想は座禅姿勢だと思う
少なくとも瞑想中に寝ることを寝坊とは呼ばないよなあ
ヨガのあり方について語ることの是非はおいても
せめて肯定文であってくれと
「りんごはバナナではない」くらい意味のない文ですこれ
「○○は○○じゃない」とくれば「では何なのか」と続きますよ
せめてそっちを書こう
それでもどうかと思うけど
で、第二稿
寝坊すれど木曜ジムへヨガの初夏
ポーカーで総替えして結局役なし、って気分ですね
曜日・場所、超絶いらない情報…
これは俳句というより予定表のメモ書きです
すれど、も説明過剰
句の力を信じて因果を語らない意識を
寝坊して瞑想の澄むヨガの初夏
瞑想を再利用してみました
別物とはいえ眠くないに越したことはないでしょう
要反省のダブル才能ナシです。