勝手にプレバトvol.230

勝手にプレバト

俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第230回のお題は鯖の弁当

 やり投げや一位になりぬ鯖ササミ
                 四春

鯖ササミって商品があるのかと思って調べちゃったよ
ただ並べただけだった

あと積極的に解釈すれば北口榛花のことを言いたいのかなと思えなくもないけど
ちゃんと伝えるならもっと特定できるように書かなきゃですね

で、「や」で切って詠嘆した後話題が続いてるのも違和感
これはあんまり自信持って言えないかも

ともかく修正指令
“なりぬは不要
鯖の句にササミは不要
食事中はどの競技でも変わらないから(アスリートって言えばいい)やり投げと鯖のどちらかは不要”

鯖くらい皆食べるだろうからわざわざやり投げを持ってくる意義がない
リアルの観察だったら掘り下げるポイントが見つかるかもしれないが
知らないものを想像で書いても浅いものにしかならないよねと

第二稿

 やり投げや鯖のパワーで頂点へ

まず方針は2パターン考えられるんですよ
1つは「鯖の栄養を摂った人が優勝した」という一稿二稿の形
でもこれだと句の時点が競技中、プラス過去の説明になってしまう上に
季語の印象がとても弱い

なのでもう1つの形
「チャンピオンが鯖食ってる」と食事の方にフォーカスするしかない

 やり投げの王者は今日も弁当

そうするともうただの食事なんだな
シンクロ(アーティスティックスイミング)のドカ食いなり
減量中のボクサーなり特徴的な食事ならまだしも
鯖やササミ程度では「食べてるから何なの」って話になる

結局競技の種類に関係なく絵面が同じなのよ
だからやり投げか鯖どっちか捨てろって言ったんだけどな。

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