俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第86回は今週2本目が自由題で来ました
アフガン婆ミシンでマフラ夏最中
四春
中七までのすごい窮屈さと下五の最中を言っちゃう余裕、
人類の貧富の偏りの縮図みたいですね
状況は読み取れるけど言葉が窮屈で消化しにくいところに
さなかの3文字を分配してなめらかにしましょう
マフラーを縫う老婆アフガンの夏
｢夏にマフラー｣という状況を述べることに意義があるので季重なりは問題ないかと
世相切り取ってるし…と思ったら
夏も縫い続けてる点に関しては推測らしい。ええ～
実態と違ったらかなり珍奇なフィクションになるぞ。大丈夫か？
アフガンは厳密にはパシュトゥーン人のことですが
アフガニスタンの略称でもあり、字数の少ない俳句ではやむなしか
(コートジボワールあたり詠むの大変そう)
内容はあって伝わりはするため、悪くない凡人です。
