前からバント非効率論は耳にしてて
科学的データならわりとそうなんだろうなとは思ってました
科学的に見て「送りバント」は有効な戦術なのか
「送りバントは有効な戦術なのか?」とは、よく聞かれる質問です。まず、「送りバントは無死1塁でどのくらい戦法として使われているのか?」ということから調べてみました。2016~2017年の甲子園大会129試合のデー…
まずハッキリさせとくとこれ、
無死1塁と1死2塁の比較なのでそこに限った話です
数字ないけど無死2塁とか1・2塁からのバントは有効って出ると思いますよ
さて本文の核心は
送りバントで1死を与えることで、得点期待値が0.90から0.77へ減少することがわかっています(高校野球の場合)。
フラットな条件で見た場合、ノーアウト1塁からの送りバントは美味しくないと
ただこれ、2点3点と入れば期待値って上がっちゃうから
1点(以上)を高確率で取りに行くときは変わってくるよねと思ったら
ちゃんとそっちもありました
高校野球の場合、無死1塁では得点確率が45.9%だったのに対して、1死2塁では47.5%となっています。若干ではありますが、得点確率が向上しています。
ほぼ五分
プロでは僅差で無死1塁が勝るらしい
平均で五分ってことはまさにケースバイケースで
比較的打てそうなときは打たせる、打てなそうなときはバントさせるのが有効
点差つけられてるときとかはバントしてる場合じゃない(これは既にやってる)
足速い選手ならあわよくばバントヒットも狙える、
相手のエラーやフィルダースチョイスも期待できるなど依然メリットは大きいです
結論、絶対盤石の策ではないが絶対無効とも言えない
結局状況や選手次第ということです
とりあえずバントしろ派もバントするな派もこれで和解してくださいw
(続編)