勝手にプレバトvol.6

勝手にプレバト

俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第6回のお題はスーパー銭湯

 大雪や三助流す老爺の背
                 四春

発想飛ばしてきますねー
描写も取り合わせも安定の水準

最大のポイントは三助をどうするかです
三助って銭湯で背中を流す仕事なので
普通に考えると流す・の背を削って別のことを書きたい
大雪の日に三助とおじいさんがいるってだけで字数切れ、伸びしろがない状態です

一方で三助というかつての文化が登場するだけで味があるし
(老爺の単語チョイスとも合う)
三助知らない人多いだろうから説明したる、ってスタンスもアリっちゃアリかも

ただそれでも語順、老爺の背で終わるより

 大雪や老爺の背流す三助

背流すの後三助が現れることで「おっ三助か」とハッとする
五・五・七になりますがこっち焦点の方がメリハるかと

三助の説明を削るならたとえば雪に呼応して

 大雪や老爺三助湯気の中

とか、
露天風呂のイメージだから銭湯にはあんまりないかな

あるいは一緒に歌ってる風で

 大雪や老爺三助のラララ

歌声響くのを大胆にラララで表現してみるとか(破調)

いや、ぶっちゃけ三助っていってもスーパー3助くらいしか思いつかなくて
描写の例が出てこないよ…
今回も凡人査定、語順にもさらに意識を。

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