ガリレオこと湯川教授のシリーズ
といっても私はほぼ未見
かろうじて容疑者Xの献身の映画を見て
これの映画を見て本に行きました
湯川は子ども嫌いで子どもと仲良くする本作は珍しいらしいですが
ふ～んとしか言えないｗ
海底資源を掘るプロジェクトに科学者として助言等するために
湯川が訪れた海辺の田舎で起こった事件とその解明
捜査協力を求められる形が自然で
素人が探偵の真似事する強引さがないのと
協力する理由に説得力があるのがナイス
子どもにも呆れられるほどのアクの強さですが
やっぱり理路整然としてる人はカッコいい
反対することが目的化して議論する気がない姿勢を諭す言葉とか
世の活動家たちは心して聞いてほしいですね
全貌としては人間ドラマがあって人情噺…なものの
作り込みすぎてちょっと渋滞した印象
終盤の真相ラッシュとかもう事務的に理解するだけで
物語世界にひたる余裕がなかった
特に現地の警察がいて、県警の人たちがいて、警視庁も加わってくるのは
シナリオ上やむを得なかったのかな
シリーズ追ってれば警察のレギュラーキャラわかって多少把握しやすいかもだけど
警察組織ごとのメンツとか駆け引き見るのはだるい
キャパオーバーだわ
しかしよく映える展開です
さすがに手慣れたもんですよ。
