『止まった時計』

麻原彰晃の娘の手記
普通ならこんな無個性なタイトルは弾くところですが
筆者の苦しい生い立ちを読むと「これでいい」と言わざるを得ません

親が犯罪者であろうと子どもに何の罪があるというのか
石を投げる大衆、傍若無人なマスコミには吐き気がするほどです

こういう人たちの心情は容易に想像できます
正義面して弱いもの叩いていいことした気分になってすっきりもする、
オタク叩き・表現の自由規制と同じ構図ですね
日本人の同調圧力の醜い面を自覚し、襟を正したいところです

表に出て情報も提供してくれた筆者の勇気に敬意を

逮捕後の麻原彰晃をめぐる状況については外野からは想像するしかできませんが
早く抹殺したい力が働いてすぐ死刑が決まったならなぜずっと執行しないのか
(そしてこの時間使って治療試みたらいいじゃないか)
裁判の途中から心神喪失状態となったのはフセインのように投薬等されたのではないか
という思いははっきり持ちました

今からでも真相解明のために手を尽くされることを願うばかりです。

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