地下室で多くの子どもが死んでいた事件から
その家の特殊な環境と家主の壮絶な境遇を解き明かしていく壮大なドラマ
後から出てくる物語が濃すぎて
冒頭主人公に見えたキャラがもはやモブという形は
前作の親愛なる僕へ~と同様、いや傾向が強まってますね
劇的で、時間と空間の広がりがあって、テーマ性もあって、そして美しい
実写映像化もしやすいとにかく充実の内容
しかしまあ主人公の位置がズレてるので構成には検討の余地がある
あと連載追いかけて読むには一回分が短くて全体像の理解が妨げられてしまう
※以下多少のネタバレ
傷は外的要因だからクローンが同じ形の傷を持つことにはならんよな…
傷のような模様が形成される遺伝子ってことだろうか
運動能力もある程度素質に影響されるとはいえ
大半は壮絶な訓練の賜物でしょ
強い奴のクローンが無条件に強いはずがない
まず強化人間の作成に成功した上でそれを量産する、って形ならまだわかるよ
それでもかなり無理を感じるけれど。