俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第239回のお題は吊り橋
袖触れ合う吊り橋の縁秋の沢
四春
雰囲気は伝わるようでどうもはっきりしない、すっきりしない句
修正指令
“縁では抽象的でわからない
触れる以上の何かあったなら具体的に書く
すれ違うのがメインだからただの背景である沢は不要”
諺と場所情報しかないので
組み合わせの妙でもないと味わうポイントがないのよね
そんな具合で第二稿
袖触れる吊り橋の秋川さやか
あんまり変わらない…
袖の句なのか橋の句なのか川の句なのか定まらないんだな
秋川さやかって人が自分の名前入れ込んだんだったらちょっと面白いけども
じゃあもう季語を強くするしかないんじゃないか
前提として季語が主役だもんで
吊り橋に袖を振り合う秋遍路
あるいは縁の方にフォーカスするなら
そのまま意気投合した感じにしてもいい
吊り橋に袖振り合いて秋の宿
これはちょっとチャラいかなw
査定は凡人マイナス。