俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第234回のお題は木漏れ日
手でひさし右斜め前の木漏れ日
四春
テニス帰りの自転車とのことですが内容が薄い
木漏れ日っていう時点で光が抑えられてるのにさらに覆うの?
そして方向より優先して言うべきことはいくらでもある(季語とか)
修正指令
“右斜め前は不要、手でひさしも要らない、季語がない
これならテニス帰りを言った方がまだいい”
直ってなかった二稿を経て第三稿
夏夕に木漏れ日テニス帰り路
だいぶ俳句っぽくなった
目を引く強さはなくても具体的でリアルな息づかいがある、季語もある
「帰路」の2音に言い換えればもうちょっとだけ詰められますね
言葉の羅列によるぶつ切り感もついでに改善します
夏夕やテニスの帰路の木漏れ日に
最後「に」を足すことで少しだけ反応する様子…
木漏れ日に目を細める・手をかざすといったニュアンスが出るかな
凡人査定です。