『マリッジトキシン』

マンガ

毒を使う殺し屋の婚活ライフ
裏社会のヒーロー稼業と豊富なギャグ、
婚活ベースのため事件ごとにゲスト美女が登場することに加え
助手ポジションに恋愛対象外の美女(?)がいる構図はシティハンターに近い

ノリがバトルマンガらしい超常寄りの割に
現実社会に軸足置こうとするのがややアンバランス
そしてこんなにアクションできるなら毒要らなくね?と思ってしまう
そもそも毒のリアルなメリットって身体能力に頼らず殺せることじゃんね

悪い奴としか戦わない、を強調しすぎなのも冷める
せっかくオシャレにイキってるのに小学生の読み物みたいになっちゃう
ダークヒーローなんだから本来ざっくりでいいんだけど、時代の要請なのかなあ
それこそ冴羽獠の頃は「心が震えたら」みたいなふわっとした理由でよかったのよ

まあそのへんのバランスが気になる人は少数派だと思います
一般には笑えて爽快な王道エンタメと言えるでしょう

表社会とのギャップや適応も見どころ
ファブルの壁の高さを再認識することになるかもしれないけど。

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