『BLOODY MONDAY』

マンガ

ロシアの高度なテロ組織と戦う日本の特殊部隊、と
そこでバリバリ活躍する天才高校生ハッカーと仲間たち
…って書いた時点の印象がそのまま作品の印象です

頭脳戦、駆け引きが熱いと最初見入るんですが
高校生がハイスペック過ぎてだんだん気持ちが浮いてくる
ただでさえ現実感のわきにくい人類頂上レベルの戦いなのに
その先端に子どもがいて、その友だちまで活躍してて
もうポカンと見てるしかなくなります
バーローの人見慣れてれば違和感もっと薄いかなあ

たとえばデスノートは月をじっくり描写することで特殊性を理解させてくれたし
ACMA:GAMEは頭脳の発揮が主にゲーム内に限定されてる上
悪魔の存在が超常的な世界を演出する効果があった
そういった、ハードなフィクション世界に自然に入らせる一工夫はほしかった

ハッカーという直接戦闘に強くないキャラを前線に放り込んで
暴れさせようって意欲は買い。

スーツと机は再登場

タイトルとURLをコピーしました