エドワード・ゴーリーの優雅な秘密

日記

練馬区美術館の特設展へ(リンク)

各停しか停まらない西武線富士見台駅
…から数百メートルながら、まっすぐ線路沿いに歩ける道がなくてなんか不自由
隣に小学校や図書館があって賑わってるものの採算どうなんだろとか
昨今話題のそもそも芸術に税金投入するのってどうなのとか

駅で見たポスター。星界まだ息してる!

こういう施設にありがちな謎オブジェ

いろいろ思いながら行ってみたらこれがなかなかの盛況ぶり
公共施設で3か月やってる展示の平日日中とは思えないレベルで
ゴーリーの支持の厚さを体感しました

客は8割くらい女性の印象
美大生っぽい意識高そうな人の姿も
まあおっさん1人で絵本作家見に行く人は稀か

原画による絵本作品の紹介のほか提供したイラストやポスターなど
丁寧な説明文つきでビギナーにも安心です

やはり絵本がホラーテイストで見入りますね
ペンの描き込みが細かく、スクリーントーン教えてあげたら喜ぶだろうなあと思うものの
トーンじゃあの味は出ないかw

得体の知れない不安っておそらく想像力の賜物で
だから大人になるにつれて消失するんですね
小さい子にはぜひこの不安をバンバン与えて
感性を揺さぶってやるのがよろしいかと思います
純粋な恐怖じゃなくいろいろ想像させてくれる本たちですよ

ところで説明文にちょっと遊びがあって文字集めたりする仕込み、
意欲は結構なんですが
撮影やボールペンを禁じられた場所には非常に不向きです
(鉛筆ならセーフらしい…)

写真は外で

※なお当方最近エドワード・ゴーリーを知ったばかりの完全なにわかです
そんなにわかでも満喫できます
次の予定から逆算して2時間くらい見積もって行ったところカツカツでした
もうちょっと時間見てもよかったかな

24日(日)までやってますよ
ってことで初見の方はこちらから

テレビだとガンガン内容見せちゃいそうなところ
チラ見せにおさえてトークで頑張るあっちゃんがかっこいい。

追記
そういえば自画像の説明文で
「愛猫家で猫だけはひどい目に合わせなかったゴーリーが~」ってあったのは笑った
この言われようはひどい

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