あらためて見るとタイトル強いなw
一度も患者を死なせたことがない天才外科医の人情物語
オペでは超人的能力を発揮する一方
素はドジで簡単なことも失敗する振れ幅の広い主人公
少年マンガの王道を行く熱血っぷりで
個々の患者やスタッフとの人間関係もドラマチックに盛り上げる快作です
その分見せ方が極端でたぶんリアリティは薄め
ちょっとした兆候から大病に気づく鮮やかな閃きも回数を重ねると
毎週殺人事件に遭遇する探偵くらいファンタジーな存在になります
医療の細かい描写とファンタジー志向は一見相性が悪そうですが
子どもが興味をもつ入口としてはこっちがベターかもですし
ちゃんと熱中できるんだから細かいことはいいじゃねーかと
ところで神々の的な意味で自分たちの病院をヴァルハラと称するのが気になる
銀英伝の感覚だと完全にあの世だから一番言っちゃいけない言葉よ
いやー言葉っていろいろだわ。