俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第178回のお題はおもちゃ屋さんの雛人形(狭いな)
緋毛氈に男女機会均等の雛
四春
よくわからない
“機会”だしコメントに「小学生の頃に飾った」とあるので
女の子のお祭でも準備片付けは男女とも、ってことかと思ったら
単にお雛様は男女等しく居る的なニュアンスらしい
描こうとした内容の問題と伝え方の問題ね
雛人形に男女平等の意図は込められてないだろうし
だいたいみんな同じ構成じゃん
修正指令
“雛人形の基本情報を言っただけで「雛」一言で済む内容
どうしてもあえて表現するなら「男女平等」とかじゃない?
機会均等はわざわざ字数使ってわかりにくくしてる”
もし逆に女同士の雛、って言うなら
多様性の時代だな~なんて特筆に値する訳ですが(過激派っぽいけども)
俳句の限られた字数に当たり前のことを言う余裕はないのです
緋毛氈もまあまあ標準装備ですよ
第二稿
緋毛氈女雛男雛のおちょぼ口
あんまり伝わってないよね~
口元が注目したポイントとギリ言えなくもないか
しかしなんで雛一言で済むものを女雛男雛に伸ばしちゃうのかなあ
緋毛氈も全然重要に見えないけど
残したいとのことなので、残す!
緋毛氈と女雛のおちょぼ口のあか
色をつければなんとか…
いやつけたところでだよな
たとえば
「箸で米を食べる」を言おうと思ったら基本「米」だけでいいのよ
米は食べるものだしだいたい箸使うもん
その分別の情報入れた方がいい
少なくとも夏井先生の教えはそうよ
一応意味は通るようになったってことで凡人マイナスとします。