軽く水を差します

雑記

まずは話題の

高梨沙羅1回目失格、勝敗分けるスーツの性能 各国とも違反すれすれ:朝日新聞デジタル
 北京五輪は7日、ノルディックスキーのジャンプ混合団体の1回目で、1番手の高梨沙羅がスーツの規定違反で失格となった。 伸びやかなジャンプで距離を伸ばして、103・0メートル。124・5点で1回目の2位…

については率直な印象
飛ぶ前にチェックする訳にはいかんのかという皆言ってるやつ
まあ何か専門の理由があるんでしょうね
解説が上がってくると思います

ちょっと気になったのは別の点で
はたして混合・団体でやる意味があるのかという疑問

男女で平均的な筋力が異なるので基本は分ける
物理的な問題だから心の性より身体の性に合わせるべきだろうし
不利な挑戦である女の男枠へのエントリーはなるべく認めるのがいい
逆にカーリングやボッチャ、(スポーツじゃないが)将棋あたりは
そもそも分けない方が妥当かつ盛り上がるんじゃないかな

そんな中先日の卓球混合はたぶん成功例で
男女の打ち合いもありつつ競技柄筋力差の影響が小さく
また比率が同じだから各チームの条件が同等になる

まあそこまでいかないにしても
陸上リレーなんかはバトンパスという
1+1(+1+…)にプラスアルファの要素があるじゃないですか
そこが大事だと思うんですよ
「個人別の数字足し算するだけ」を認めたらもう何でもアリにならない?
だったらいっそ個人種目の記録そのまま採用してもいいよね
全然新しくも画期的でもない

現行そういう形式は結構ある訳だけども
実際モーグル女子団体でも砲丸投げ混合団体でも何でも作れちゃうじゃん
4人で押して4人で乗るボブスレーは4人の意味があるけど
1人のリュージュの記録を4人集めて団体ってのはやっぱりおかしいって

個人と団体でやってること同じなのに
種目によって個人のみか複数エントリー可能か差が出て不公平でもある

スキージャンプに関しては
ノーマルヒルが混合・ラージヒルが男子ってすみ分けてるのかな
しかしスーツ規定の運用だけじゃなく
団体競技の設定についても再考の余地があるのではと問いたいw

たとえば駅伝はもうパスワークがどうとかいう次元じゃないものの
たすきを拠り所に精神面で一体感を出してる
競泳リレーは順番に泳ぐだけだが一気にやるからタイムは一体になる

1人複数種目にも目を向けると
トライアスロン・バイアスロンは同じく一気にやる系
ノルディック複合はジャンプの点をタイム換算するという荒技で疑似一体
陸上十種競技あたりはいよいよ足し算のみで“何でもアリ”の世界、
とはいえ1人の力の総合だから意味がなくはないよな

等々
やはり足したものに何かしら意味や工夫を加えるのが
マナーっつうかドレスコードな感じがしませんか
アスリートの健全な精神として。

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