『ダイロクセンス』

マンガ

芸人のユニット名みたいな抜けた感あるな
その名のとおり超能力少年が第六感を駆使、死者の感覚にアクセスすることで
難事件を解決してくお話

パッと思い出すのは秘密 -トップ・シークレット-ですが(良作)
まあそれなり見かける形式かな

将来的に死んでくれの作者だけあって会話の軽妙さが冴え渡る
テンポいい悪口の応酬が楽しいです
生意気な少年が憎たらしい、でも何か言われて悔しがってると
こっちも悔しいようなざまあ見ろのような愛らしいような
どういう視点でいくべきか見失うのも含めて楽しいw

逆にミステリ的にはあっさり淡白なくらいですが
難解さを競う、ひねるのが当たり前の傾向がある中
こういうサクッと読める作品もあっていい
ちゃんと他でセールスポイントありますからね

それでいて能力発動のため毎度流血したり
若くしてハードな過去背負ってたりのシリアス感も入れてくる
(そりゃ短くても殺人事件扱えばコミカル一辺倒とはいかないわな)
今後いかにバランスよく展開してくれるかお手並み拝見ですね

なお当初
女性刑事とのコンビが軸かと思った人も多いのでは
レギュラーチームがまあまあ人数いるのよ
相棒の特命係みたいな窓際部署に(少年含め)5人
警察は人余りまくってるんかと

2人ベースの前作から趣向を変えたいというメタな事情じゃない場合
第六感、六課と合わせて6人チームを描く気でいて
いずれ増員するのかなと深読みしてみる

ゆっくり答え合わせできる長期連載期待してます~

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