勝手にプレバトvol.156

勝手にプレバト

俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第156回のお題はスポーツの秋、タイトル戦のやつ

 草雲雀全米新女王ラドカヌ
                 四春

季語と長い単一情報だけという高度テクでジャッジに悩むタイプの句です
俳句としてこれで足りると言える深い背景をもってるか、
それを読み手に想起させ得るかを考えると…
まだ荷が重いかなあ

ってことで修正指令
“文字数使いすぎで情報不足
「テニス選手」か「ラドゥカヌ」くらいにして、言い足りないなら詳細は前書きにしよう”

です

長い説明は前書きに追いやって
具体的な行動を描くのが自然な形でしょう
そんな第二稿

 草雲雀ラドカヌ笑顔二億両

しまった浮いてる季語も考え直してもらうべきだった…
内容はまさかの優勝賞金、しかもなぜか両
(1両と1円はだいぶ違うぞ)
ついでに三段切れだ

新星、チャンピオンを語る切り口が金とは下世話極まりないですが
そこはコア部分なので残します
ただ笑顔と並べるのはあんまりだと思うよ

 初嵐若きラドゥカヌ富つかむ

季語は一例
秋の実り系だとやや金に近すぎる、天高し系がスポーツに合うかと
十代同士の決勝ってことで若さを押してみました

一稿二稿とも才能ナシ、あと趣味もよくない
スポーツの中ではゴルフが突出してお金基準で語られる印象だけど
あれは一体どういう事情なのか
選手は嫌な気分ならないんかな。

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