俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第20回のお題は春の旅行計画
はしを割りうなぎ弁当山椒の芽
四春
節目の20回です
番組ならまだ特待生なれんのかってどやされる頃ですよ
情景は伝わる等身大の句になりましたが
表現したいもの・気持ちが見えないなあ。覇気がない凡人査定です
作者談「新幹線でお弁当」とのことなので旅のワクワク感は込めたいところ
駅弁や新幹線に山椒の香
まず駅弁を主役に、最後に五感情報を入れる
駅弁・山椒からうなぎは読み手に想像してもらいましょう
それでも風情には程遠いですが花より団子じゃ
芽を消すと粉って解釈もできちゃうのは優先度的にやむなしか
…と思ってたら「山椒の芽」は春の季語でも山椒単体じゃ季語にならんらしい
(ついでにうなぎは夏の季語らしい)
でももう入らないよと思ったら木の芽(きのめ)でも山椒の芽と同じ意味だとか
なんとかなるぞ
駅弁や新幹線に木の芽の香
許容かしらこれ。